入試は漢字で書かないとアウト?
こんにちは。
スタディクラブ戸田公園校の木村です。
生徒たちの定期テストの答案を見ていると、漢字で書けるところを自信がなくひらがなで書いて丸をもらっているのを見かけます。
「なんでこれひらがななの?」
と聞くと…
「漢字、自信なかった…。」
こんなこと確かにありますよね。
僕自身も高校時代は日本史で出てくる漢字がなかなか覚えられなくて苦労したものです。
学校の定期テストでは先生の恩情もありひらがなでも合っていれば〇となることが多い気がしますが、高校入試ではどうなんでしょうか?
埼玉県公立高校入試の採点の原則という資料に記載されているのでチェックしてみましょう。
実際の資料はこちらから⇒埼玉県教育委員会
漢字で書くべきところをひらがなで書いたら減点
受験生はこのイメージを持っておいてください。
実際の資料から該当部分を引用すると次のように書かれています。
次のような場合は、各学校の裁量により正答と認めて差し支えない。なお、正答と認めず減点する場合は、上記1の趣旨を踏まえ、過度な減点は行わない。
(1) 「ひらがな」で書くべきところを、「かたかな」で書いた場合
(2) 「かたかな」で書くべきところを、「ひらがな」で書いた場合
(3) 漢字で書けるところを、「ひらがな」等で書いた場合
(4) 文字そのものの正確さを問う問題を除いて、文字についての若干の誤りや不正確な点のある場合
埼玉県教育委員会
つまり漢字で書けるところをひらがなで書いた場合、正解とする学校もあれば不正解(減点)とする学校もあるということです。
正解にするか減点にするかは学校側の裁量によって決められるので詳しくはわかりませんが、偏差値が高い学校であればあるほど採点の基準は厳しくなると考えられます。
ひらがなでも正解になるとポジティブに考えることもできなくはないですが、学校側の基準がわからない以上漢字で書けるようにしておくのが無難です。
ひらがなでもいいやーという意識でいるといつまで経っても漢字で書けるようにならないのでこの記事を見てくれた人はしっかりと漢字で書く練習をしておきましょう。
無駄な減点を取られないように注意しようね!
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