【解けるかな？】埼玉県公立高校の出題漢字10年分

高校入試で得点源にしてほしい問題は各教科にありますが、国語に関しては『漢字』がそれにあたります。

埼玉県では毎年、漢字の読みが3問、漢字の書き取りが2問が出題されていて配点は10点分になります。この10点を確実に取るか落としてしまうかは1点差で合否が変わってしまう高校入試においては非常に大きいですね。

では高校入試にはどのレベルの漢字が出題されているのでしょうか。

過去10年分を記載しておくので現時点で解けるかどうかチェックしてみてください。

全部できたら漢字マスターだね！

2023年度出題漢字

(1)友人に本当の気持ちを吐露する。

(2)資料の利用を許諾する。

(3)兄は仕事で外国に赴くことになった。

(4)小銭をサイフに入れる。

(5)あの人は細かい点にまで目がトドく。

2022年度出題漢字

(1)資源が潤沢にある。

(2)新しい作品を披露する。

(3)遠い故郷に焦がされる。

(4)家と学校を歩いてオウフクする。

(5)重要な記事に大きく紙面をサく。

2021年度出題漢字

(1)農家の庭先で脱穀をしている。

(2)迅速な行動をこころがける。

(3)美術館で展覧会を催す。

(4)市内をジュウダンする地下鉄。

(5)彼にとって、その問題を解決することはヤサしい。

2020年度出題漢字

(1)偉人の軌跡をたどる。

(2)屋上から市街を眺望する。

(3)穏やかな口調で話す。

(4)練習のコウリツを上げる。

(5)果実が真っ赤にウれる。

2019年度出題漢字

(1)至福の時間を過ごす。

(2)晩鐘が鳴り響く。

(3)毎日怠けずに練習する。

(4)改革のコンカンをなす。

(5)無限の可能性をヒめる。

2018年度出題漢字

(1)養蜂について調べる。

(2)エジプト文明が隆盛を極める。

(3)萎えた気持ちを奮い立たせる。

(4)国家間で互いのケンエキを争う。

(5)的をイた質問をする。

2017年度出題漢字

(1)話の輪郭をつかむ。

(2)美しい旋律が流れる。

(3)はさみで布を裁つ。

(4)要点をカンケツに述べる。

(5)休日はモッパら読書をして過ごす。

2016年度出題漢字

(1)勢力の均衡を保つ。

(2)俊敏な動きを見せる。

(3)命の大切さを諭す。

(4)興奮して頬をコウチョウさせる。

(5)巧みに機会をアヤつる。

2015年度出題漢字

(1)稚拙な字を書く。

(2)峡谷を風が吹きぬける。

(3)運命に身を委ねる。

(4)電車がケイテキを鳴らす。

(5)夕日が空を赤くソめる。

2014年度出題漢字

(1)厳密な審査を行う。

(2)国から県へ管轄を移す。

(3)岩陰に魚が潜む。

(4)文学作品をヒョウロンする。

(5)ヒタイに汗して働く。

漢字は勉強次第で満点狙える

実際に出題された感じを見てどう感じましたか。

今が受験生なら出来ていてほしいですし、受験生以外ならこのレベルまで自分の実力を上げていかなければなりません。

漢字の学習って地味なのであまり時間を割かない子が多いですが、入試レベルの漢字は対策すれば満点取ることも難しくはありません。

よく「漢字が苦手…」っていう子がいますが、僕から言わせれば「ただ漢字の勉強に時間を取っていないだけなんじゃ…」と思います。

確かに入試直前になって漢字の勉強ばかりやっていくわけにはいきません。なので前もって漢字の学習をしておきましょう。直前になって焦っていては手遅れです。

漢検を活用して対策しよう

漢字の対策としておすすめなのは漢検です。

漢検3級、準2級レベルの力があれば入試問題は突破できます。

漢検の勉強をしていくとただ漢字を覚えられるだけではなく、四字熟語や類義語・対義語、慣用句など入試に必要な語彙も合わせて勉強できます。

級が取れれば入試にも優遇されますのでまさに一石二鳥。

早いうちから意識的に漢検に取り組んでおくといいでしょう。

入試の漢字を得点源に

国語は読解問題という性質上、本番にならないとどんな文章が出てくるかわかりません。

もちろん漢字も同じですが、しっかりと対策をしておけばかなりの高確率で得点することができます。

ぜひ今から準備して入試国語で漢字を得点源にできるようにしてみてください。

その2点、その10点が合格の１歩になるかもしれませんよ。

ちなみに漢字がボロボロだと数学・理科・社会にも響くからね。

思っている以上に入試問題は読解要素が強いよ。

塾長

スタディクラブ戸田公園校塾長

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指導歴15年。 綿密な学習計画と管理で生徒を目標達成に導く塾長。